今回の参院選選挙を振り返って
その1
改憲
改憲といっても大きく分けて2つがある。
改正:現状が好ましくないので正しく改める
改悪:いうまでもなく悪く変更する
法律や社会の仕組みを変える時、時の権力(政治家・公務員も含む)は名称に***改正という言葉を使う、
***変更のほうが判りやすいのだが、あえて***改正と呼ぶ。
改悪であってもそれを隠すテクニックを使い国民を納得させる言い方をする。
その2
おいしい言葉にご用心
改正:現状が好ましくないので正しく改める
改悪:いうまでもなく悪く変更する
と上で書いたが、そのどちらも難しい場合
法律の条文を都合の良いように考えて行政を行う。
的確な例をあげれば以前に国会で論戦になった解釈改憲と呼ばれるものだ。
これは非常にいい加減なもので、勢力に都合の良いような国会の論戦の歴史だけを引き出し、都合の良い条文だけを引き出す。
そして都合の悪い情報を可能な限り隠し続けて、議論を展開する。
過去の例でみると安全保障関連法案
安全と言う言葉が誰の安全なのでしょうね。
平和・安全・公正・平等
一見、ツッコミができなそうな上のようなキーワードを使い、その本質が見えにくくなるようにつくろいます。
逆にこれらの単語が出てきたら注意したほうが良い。
安全保障関連法案の話題に関しては以下を参照ください。
http://hunter-investigate.jp/news/2015/06/post-699.html
長文が嫌な人はここはスルーでも良いが出来れば読んで欲しい。
その3
争点隠し
今回の最大の争点は改憲にあった。
ところがである。
国民のなかでそれを認識していた人がどの程度いるのか?
知っていたよ!!って人はこの場所はスルーして良いのだがそうでない人は読んで欲しい。
知らない人がなぜ存在するのかの原因を考えてみたい。
大きな理由は争点隠しだろう。
なぜ、争点隠しが行われたのかの理由
大手マスコミもネットも見ていた自分はまずは大手マスコミが原因であろうと推測する。
良心的なマスコミ人ももちろん存在するのだが過去の経緯をみていてその連中は弱腰、もしくは圧力、もしくは金の力によって腰砕けになってしまった。
その最たるものがNHKだろう。
なんで?って人は以下のurlを参照してください。
「みんなのNHK」から「安倍政権のNHK」へメディアへの政治権力の介入〜元NHKプロデューサー・永田浩三氏に岩上安身が聞く
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/188812
その4
呆れた話
投票が締め切られた時間帯あたりから、報道各社から選挙特番がうたれた。
特徴的な番組であると思われるテレ東とNHKを見ていて呆れた事実。
テレ東では池上彰氏がメインキャスターになって政治家にツッコミを入れているのだがそのツッコミを選挙前に行っていたら結果が違ったのではないのか?
と思う場所があちこちに存在した。
そのうち、どこかで違法な動画がUPされるだろう。
一見、正義に見える番組構成だが、なぜ選挙前に語らない。
語れなかったのだろうか?語る気がそもそもなかったのだろうか。
NHKでも速報中盤あたりから突然、改憲に必要な2/3議席とか言い始めた。
おぃ!おぃ!!
なんでその話題を選挙前に話さないんだ??
今回NHKとテレ東の話をしているが、他の大手マスメディアも選挙前に話題にしてない。
少なくとも大きくは扱っていなかったのだ。
ネットではその話もかなり行われていてそちらを見ていた人は知っている。
ところが笑ってしまうのだがNHKの番組内である情報を出した。
自公が争点に改憲というキーワードを全く使ってないことが判ります。だってさ。
そうNHK自身が解説していたのを見てさすがに唖然。。。。。
おぃ!お前らもそれに加担したんだろ!!!と思いながら。。。
こんなNHKには現政権からご褒美のお話があるようです。
実現するか不明だけれど、NHKの視聴料を国民から公平!!!!!に義務化徴収法案だそうな。。。。。。
これ言い方を変えると強制徴収なのですよ。。。
その件に関しては以下
NHK受信料義務化への検討開始?
http://www.mag2.com/p/news/119237
いろいろな意味でお粗末でした。
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