今回は噂では割と柔らかい大河ドラマとのことで話題になっている「花燃ゆ」を紹介しながら、ちょい硬めのお話を。
花燃ゆ(1)「人むすぶ妹」 - 15.01.04 投稿者 bbcall
吉田松陰の学問に対する態度は概ね正しいと思うので、学生の人たちは参考にしたら良いと考える。
高杉晋作が
「学問は何のためにするのか?」の問を小田村伊之助にしています。
皆さんはそのような疑問を持ったことがありますか?
自分では「こう思った」って事実が実は親から教師から言われたとかないでしょうか?
本質的な高杉晋作の疑問と問いかけです。
そして、吉田松陰も同じような問いかけを自分にしています。
そのことを妹「文(ふみ)」に話す場面は圧巻です。
が、ここからが問題で本を師匠扱いしているのが・・・・ちょっと・・・・
明倫館の中で
孫子の兵法も語られていますね。
吉田松陰は叔父上に直談判にちかい問いかけをしています。
「ただ覚えろというだけではなく、考えろ」
吉田松陰
「学ぶのは知識を得るためでも、職を得るためでも出世のためでもない。人に教えるためでも、人から尊敬されるためでもない。己のためじゃ。
己を磨くために人は学ぶんじゃ!」
小田村伊之助
「人は何故学ぶのか。お役に就くためでも、与えられた役割を果たすためでもない。仮初めの安泰に満足し、身の程をわきまえ、無知で世間知らずで、何にも役に立たない己のまま生きるのは御免です。何故学ぶのか。この世の中のために己がすべきことを知るために学ぶのです。」
学問と知識欲のあるべき姿がここにある。
そして外圧が迫る予告でこの回は終わると。
ただ、おっさんらしく一言だけ(一言だけじゃないやん!って発言が予想されるがw)伝えたい。
前回のBlogとも関連しているんだが、松蔭の欠点は書物バカでもある。
書物に書いてあることを鵜呑みにするのはやはりダメでしょ・・・・
その書物の内容自体、ココは正しいと思うが、コッチに関しては違うと思うとか取捨選択をして欲しいものだ。
違うと思った理由を自分なりに再調査して、自分が正しいのか書物が正しいのかあるいはどちらも議論、追跡調査の必要があるとか、保留とかの判断をすべき場所があるのではないかと考えている。
その為の手抜きは良くない。学問とはそういうものではないかと学生の皆さんに問いかけたいね。
ところで幕末近辺の歴史に関しては多分・・・・教科書で学んだ事とは全く違う歴史観を俺は持っていて、その歴史観がこのBlogを支えている部分もある。一言では伝えきれんのでwこれも後で話題にしたいと考えている。
次はこのドラマ中で出てくる禁書に関してちょいと話しをしたい。
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