より転載
【レポート】
2014年8月の月例Windows Updateでトラブル続出? - Windowsが起動しなくなったときの対処方法
8月の月例Windows Updateの詳細は、別記事『【レポート】マイクロソフト、月例セキュリティ更新(8月) - IEとMedia Centerで2件の「緊急」脆弱性』を参照いただくとして、トラブルの原因となる更新プログラムは、以下の2つである場合がほとんどだ。
・Windows 8 / 8.1は「KB2982791」
・Windows 7は「KB2982791」と「KB2970228」
・Windows 7は「KB2982791」と「KB2970228」
まずWindows 8.1 Updateの場合、上記の更新プログラムを適用すると再起動を求められ、この時点での再起動は無事に完了するケースが多い。しかし、次回の再起動(またはシャットダウン後の起動)に失敗する。Windows 7も同様だが、より深刻なブルーバックが発生する場合もあるようだ。
もちろん、更新プログラムを適用しても問題ない環境もあるので、目立った不具合がなければそのまま使い続けてかまわない。
更新プログラムをまだ適用していないなら、ひとまず上記の更新プログラムは適用しないほうが無難だ。近いうちに、マイクロソフトから何らかのアナウンスがあると思われる。Windows 8.1 Update環境における、Windows Updateの設定は下図を参照のこと。
更新プログラムを手動で適用する場合は、「KB2982791」のチェックを外しておく(適用しない)。写真の例は、「KB2982791」以外の更新プログラムをすべて適用した状態。筆者の環境では「KB2982791」のみトラブルの原因となった
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Windows 8.1 Updateが起動しなくなったときの対処例
もっとも、大半は「更新プログラムを自動的にインストールする(推奨)」という設定だろうから、トラブルに直面している人も多いのではないだろうか。Windows 8.1 Update環境について、起動しない状態を直す操作の一例を挙げておく。
筆者の環境では、上記の操作でWindows 8.1 Updateが正常に起動するようになった。問題の更新プログラム「KB2982791」は、適用前に戻っている。
システムドライブに対して「システムの復元」を有効にしているなら、上記(図4)のところで「システムの復元」を実行してもよい。「スタートアップ修復」がうまくいかず、「システムの復元」も無効化している場合は、上記(図3)のところで「PCのリフレッシュ」か「PCを初期状態に戻す」を実行するしかないかもしれない。
本稿では未検証だが、Windowsをセーフモードで起動して「KB2982791」をアンインストールするか、特定のシステムファイルを削除または入れ替える方法もあるようだ(筆者のトラブル時はセーフモードでも起動しなかった)。なお、Windows 7の場合は、PCの電源を入れたあとにF8キーを連打して「詳細オプションの選択」を表示させ、このメニューから「コンピューターの修復」を呼び出せる。
今回のトラブルがどの程度のユーザー規模で発生しているかは分からないが、Windowsを自動更新して起動しなくなるのは致命的だ。米Microsoftと日本マイクロソフトには早急な対応を望みたい。
転載以上
Windows 7の場合
問題を起こすものは「KB2982791」と「KB2970228。
対処法はセーフモードから該当の更新プログラムをアンインストール
まだUpdateをしてない人は、該当プログラムだけはCHECKを外してUpdateが良い。
近いうちにMicrosoftから該当の修正プログラムが出ると思われる。
それまで様子見が良さそう。
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